後藤 昭光の全国釣り情報


はじめにひとこ

 私の釣りの履歴は小学生から始まる。当時は戦後のドサクサで子供のスポーツや遊びはなるべく用具を必要としないものが主体であった。 山遊び川遊びはその典型ともいえるものであった。  

 当時私は川崎市内、現在の南武線武蔵小杉付近に居住していた。この直ぐ西側を「二ケ領用水」なる川が流れていた。地元では「川崎堀」と呼ばれていたこの河川は確か登戸付近で多摩川から灌漑用に作られた水路で川崎市を縦断する。一般の河川と異なり幸区の鹿島田付近で殆ど消滅する珍しい河川である。

 武蔵小杉付近は中流部であり川相は、素掘りとみかげ石垣が混在し取水用に随所に小さな堰堤があり、魚にとっては豊富な棲息環境が随所にあった。また用水路のため水量変動が大きく、遊びには格好の川であったが同時に子供には危険な川でもあった。当時ここで採取した魚種は、鰻・なまず・どじょう・はぜ類・つちふき・おいかわ・うぐい・鮒・鯉・めだか・らいぎょ等極めて豊富であった。

 そんな環境で過ごした私は年齢とともに磯釣りや船釣りと各種の釣りを体験したが、やはり淡水魚に魅力を感じ現在も全国の川で釣りに励んでいる。 釣りの対象魚はいずれも興味があるが、主力やはり「鮎」の魅力に惚れ込んでいる。


2000年の各種釣り情報

北海道浜益川のシロザケ釣り紀行

 札幌在住のK君から鮭釣情報を聞いたのは昨年の春のことであった。本年7月に所定の手続きをし、ライセンスを取得した。北海道には鮭の遡上する河川は多いが職漁捕獲のほかは認められてない場所が殆どでである。この浜益川は平成10年から一般の釣人に解放され今年で3年目を数えるがその名称も「サケ有効利用調査」といかめしいもので浜益村役場が事務局となっている。

 ここで昨年(平成11年度)のデータを参考に記載する。(浜益川サケ有効利用調査事務局発行資料より)

実施期間 8月20日〜10月13日(46日間)  ピーク時期10月上旬   釣人延べ数 5,434人
釣   果 3,688匹  ピーク時期 365匹/日  平均80匹/日
大  き  さ 体長65〜80Cm 体重3.5〜4.5Kgが主体 傾向とし大物は雄が多い
釣獲手段 ルアー90%       フライ5%  エサ5%で圧倒的にルアー釣りが有利

1.一路北へ

 さて、私達が湘南平塚を出発したのは9月29日(金)22:00。今回は他の目的もあり全工程を車で消化することとした。一行4名うち2名が竿を振る。車は東北道をひた走り青森市内7時に着き「吉野屋」の牛丼で朝食、更に下北半島を北上しNHKの連ドラで有名になった大間港を昼前に出航。快適な船旅を終え函館から更に北上夕刻に留寿都の旅館に到着。既に紅葉が始まっている温泉で汗を流し本日は早々に就寝。

2.浜益川に到着だ

 留寿都をあとに中山峠を越え昼前には札幌に到着。ここでK君の同行により道具の調達となる。当然ながら竿とリールは持参したが鮭釣り用のルアーや小物は関東では入手不可能である。流石札幌の釣具店は品種が豊富で選定に迷うが、K君の的確なアドバイスにより各種アイテムを購入し浜益川に向かう。目的地は札幌から70Km程北、車で約90分の日本海である。カーナビの案内で迷うことなく到着、夕刻の川で何人かの釣人が竿を振っているがポツポツと雨の気配。明日に期待がかかる。

3.浜益川の釣場状況について

 ルアー釣りの仕掛けを作成するには釣場の環境を熟知することが重要である。浜益川の釣り場は日本海の河口から3Kmぐらいであるがルアー組は河口付近に近い場所が川幅も広くリトリーブが有効になる。

 写真は私達が釣った場所で、河口から300〜400m上流附近の左岸、川幅は推定100m弱、水深は手前が2m位の駆け上がりでやや深く、対岸に行くほど序々に浅くなっている模様。時折大きな鮭がバシャバシャと跳ね回っている姿を見ることができる。川底は小石と砂泥で大きな変化はないが流木等の「根」が所々にあり、これに仕掛けを取られることがしばしばある。

 水質は前夜の雨でやや赤く濁りが入っている。潮位による水位の変動は20cm程度であるが流速は干潮時でも毎秒20Cmくらい。むしろ北風による風波の方が強い。水温は測定しなかったがあまり低くなく、時折ウグイが群泳している。

 この川を2km程遡ると川幅は急に狭くなりフライで挑戦している釣り人がいる。国道451号線の橋上からはペアリングの鮭の姿を見ることができる。蛇足だがこの附近に浜益温泉という結構な温泉がある。

4.鮭釣りの仕掛けについて

 河口での鮭釣りの歴史が浅いため仕掛けはまだ標準化されていない。釣り人が試行錯誤のうえ工夫しながらやっている。私が使用した当日使用した仕掛けを紹介する。

 この仕掛けはウキルアーと呼ばれており、ルアーをゆっくりと引いてくる時の根がかりを防ぐ効果を狙ったものであり、他の釣人も使用している一般的なものである。 もちろんこれがベストではないと思うが、札幌在住のK君の指導と私の経験から判断したもので実に効果的であった。

  1. ルアーロッド ダイワ製 グランビューS (GVS- 1002MHRS) 3.05メートル
  2. リール SHIMANO製 SUPER-SHIP  ULTEGRA-4000
  3. ライン  YAMATOYO製 FAMELL SUPERSOFT 4号 16LB 0.33mmΦ150メートル
  4. ウキ 浮力30〜40グラム(写真参照)
    発泡スチロール製の中通し式、上下にビーズを介してストッパーをつけた遊動式である。飛ばし効果を期待すると重いほうが有利だが大きいと逆に風に流されるので右の細型がベターである。 またルアーの重量との関係でウキは完全には立たないことがあればルアー上部にガン玉をつけるとよい。 棚は水深にもよるが1メートル程度とする。
  5. ルアー  スプーン15〜20グラム ピンク系タコベイト付き
    フックはシングルとする。(写真の2本針は違反となる)  これにエサとして紅染めのイカを幅7mm×長さ5Cmぐらいのものチョンガケする。




5.実釣開始(10月2日)

 早朝5時に宿を出発。釣り場までは2〜3分だが駐車場に車を置き、受付にて手続きのうえ腕章をもらう。この際使用する仕掛けの検閲があるのでサンプルを持参する。受付の時間ももどかしく、かくして釣り場に向かう、場所は駐車場から徒歩で5分程度の距離、白々明けてきた空はどんよりと曇り今にも降り出しそう。寒さはさほどでなく一安心。北東の風が川の上流から下流に向かって推定3m/秒くらい。周囲に釣り人はまだいない。風を計算にいれて正面からやや右に第一投。川のまん中5〜60メートル程度の距離か。

 着水後軽くロッドを煽り、ウキをなじませると同時に道糸にルアーが絡んでいないかを感覚で確認する。流速20センチ/秒程度にゆっくりとウキが流れて行く。ゆっくりとリールを2〜3回巻き、ひと呼吸待つ更に2〜3回巻き、ひと呼吸待ちを繰り返すと流れながら手前によって来るので適当な位置から再度遠投する。1メートルの棚はおそらく底を少し切っている位と判断するが時折りウキが止まり、流れ方向に傾斜する。これはおそらく水底の変化か障害物か?

 開始して10分後3〜40メートルでヒット!!上流に走りながら1回ジャンプのあとはおとなしくなった。今回は大きいネットを持参せず鮎用の網で取り込むが、少し難儀したものの無事ゲット。60センチ程度の小ぶりではあるかが銀ピカのメスであった。取り込みを終え、エサを付け替えて再度遠投つたところ、またまた一投目でヒット!!まさに「鮭の入れ食い」にびっくり。2匹目は77センチのオスであった。相棒はまだヒットなしのまま8時となり交代で朝食のため一旦宿に戻ることとした。

川に遡上を始めた鮭はエサを食わない?

 ヒットして取り込んだ鮭はどれも口に完全な状態でフッキングしていた。 一般に産卵の為に遡上する鮭は求餌しないと言われており事実解体した鮭の胃には内容物が何もなかった。これはどういうことか? K君の説によれば、完全にフッキングしていてもこれは求餌ではなく威嚇行為だとのことである。

 鮭たちは産卵を間近にひかえ、エサも食わずに興奮状態であり、その鼻先にルアーが来ると鬱陶しさを感じて口を使ってガブッと威嚇する。その瞬間がヒットになるのだ。  したがってルアーは速いリトリーブをせずに超スローで引くほうがヒットの確率は極めて高くなる。また、鮭を興奮させる色はピンクらしい。 ピンクのルアー・ベイト・紅染めイカも水中では色褪せピンクになる。事実、黒系グリーン系も試したがヒットなしであった。 (もっとも暫く釣れない時に試したので、あまりあてにはならないが)

アタリのあれこれ

 沖をゆっくりと流れているウキの変化に注目したい。規則的な流れの中で

  1. ウキが止まるまたは流れ方向以外に走る。
  2. 立っているウキが傾斜するまたは浮き上がって倒れる。
  3. ウキが突然沈む(消しこむ)。

などを確認したらすかさずアワセてみることが大切な要素である。

 これらのウキの動きは水中の変化要素の影響によるものがほとんどであるが、それと本当のアタリは現象では区別がつかないので一応アワセてみる方をお奨めする。 また時々ウキがピクピクと小刻みに動くことがある。これも一応アワセてみるがウグイが掛かることが多い。リールを巻いている時、ウキは斜めになって流れるがこの瞬間にヒットすることもある。この場合は一瞬にしてガツンとくるのでアワセ易い。また、時々スレでヒットすることがある。この場合のファイトは特に強く、特に下半身にスレたものは残念ながらバラシが多い。

オス・メスの見分け方

 確率的にオスとメスは半々のようだ。 釣れた魚がオスかメスかの判断は次の通りである。

 <オス> 下顎が発達し曲がっている。鼻が突起している。精悍な顔つき。油びれが大きい。婚姻色が濃い。一般に大型が多い。
 <メス> 顎や鼻の変形がなくやさしい顔つき(現地の人は化粧していると言う)。全体的に白っぽく腹がふっくらしている。

 ペアリングを終えた鮭は自然死するが、その直前のものはオスもメスも真っ黒になっている。時折キズついて元気なく泳いでいる鮭を見るが現地の人はこれを「ホッチャレ」と呼ぶ。 こういう鮭はもう捕獲する価値がないので「放ってやれ」が訛ったものと思う、推測だが。

6.実釣2日目と3日目(10月3・4日)

 初日は結局私が4匹、相棒が1匹。この川の規則で一人一日5匹がリミットになっているが、午前と午後では釣果に歴然とした差がある。事務局発行資料によれば、なんと午前中の実績が76%と高く更に45%が午前9時までに釣れている。逆に午後の実績は24%と極めて低い。2日目も全くその通りで午後は1匹しか釣れず早々に早あがりとなった。
しかしながら何と3日目は朝から全くヒットなしの状態。 これは他の釣り人も同様である。どうやら天気がいいとヒットの確率が急激にダウンするようだ。結局3日間で合計11匹の釣果て゛昨年と比べれば格段の進歩でまずは満足の結果であった。 来年は忠類川でも竿を出す予定である。

7.鮭の調理法

 ここで釣れた鮭の調理法を紹介する。 まずヌメリを取るために鮭に充分な塩をまぶしてタワシで全身をよく洗う。 その後、肛門から包丁を浅く入れ内臓を傷めないように開腹する。
オスは白子を、メスは腹子(イクラ)を取り出す。肝臓は鍋物にすると美味であるがオスのものがお奨めだ。 その他の内臓は手で掻きだしたたあと、よく水洗いする。 特に背骨下の血合部分は腹膜を裂いて指の先端でよく洗わないと「生臭さ」と鮮度保持に影響する。 この後頭を落とし2枚におろし、鰭をおとして大きめのタッパーに格納する。 頭は「氷頭なます」にすると旨い。この場合はエラをよくとって血糊を洗って強めの塩を利かせて保存する。

◇イクラの調理法
 醤油・みりん・酒を混ぜ合せ一煮立ちさせる。(これがポイント) これをよく冷やしてから、ほぐしたイクラを漬け込む。 ヒタヒタ程度のたれが翌朝には吸収されてなくなるので食べごろとなる。 尚、イクラは、若すぎるとほぐしずらく、成熟し過ぎていると表皮が硬くてパッツン状態で旨くない。

◇白子の調理法
 白子は真っ白な太いものを選びよく洗った後、一度軽くカラ焼きする。内部まで完全に火が通らなくても良いが、皮を破かないように焼く。その後適宜な大きさに切って醤油とみりんに砂糖を加えて煮付ける。味はやや濃い目にしたほうがよい。盛り付け時には刻み生姜か白髪葱を添える。 鮭の肉はオスの方が旨いというのが定説である。


ホームグランド酒匂川での『鮎』状況を振り返る

 今年度の鮎解禁以降30回程度は釣行したか? 釣行は混雑する土日を避け、殆どウィークデーであった。本年度から時間も自由にとれたため、下流から上流部の各地をまんべんなく巡ってみたが結論的に言えることは次のとおりであった。

  1. 解禁から7月上旬は下流域は全く釣れない状態が続いた。特に例年安定している富士道橋周辺は不調、その下流の赤橋に至っては半日やっても アタリなしの日があった。それでも休日は釣り人が多いのは不思議な現象である。
  2. 7月いっぱいは松田附近の足柄大橋の上下部で放流ものが主体で量・型ともに安定した釣りができた。特に栢山頭首工(ここは禁漁区)のたまり から指してくる鮎は比較的水深のある右岸の敷石沿いに遡上するのを狙って7メートルの竿で何度も入れ掛かりを楽しんだ。(写真1と2)
  3. 8月に入ると水量の減、放流物の減少で釣果は落ちたがこの時期に安定して釣れたのは報徳橋と富士道橋の中間床止工下流部。ポイントは比較的強い流れのある瀬で、且つ流芯を避けた部分、または瀬の終わり部分でよく釣れた。この頃になると天然ものが中心で18Cm程度成長 しているが、中には12,3Cmのものも多かった。(写真3)
  4. 9月を過ぎると釣行チャンスも少なくなったが昨年と同様に大井松田の川音川合流地点の下流、広い川原のすぐ前の浅いトロ場が比較的好調で あった。
  5. 意外に不調だったのが上流部で小田急線鉄橋の上の十文字橋附近からヤブ下にかけて。この辺りはひところに比べ小石や砂で埋まり全般に変化のない浅瀬になってしまった。更にその上流部の第二放水路までは水深はあるもののアカ着きが悪い。重ねて左岸の治水工事で車は入れず不便になった。
(写真1) 足柄大橋すぐ上流の深い瀬数は出なかったが良型が多い。左側はスポーツ公園になっている (写真2) 足柄大橋から下流の瀬、特に右岸がよかった  (写真3)報徳橋と富士道橋の中間床止工下流部写真右のやや急瀬の部分がよかった

 早川の鮎釣り状況

 早川は神奈川県の最西部、箱根の山から流れだし小田原の西側で相模湾に注ぐ比較的小さな河川である。この川も私の家から近く時折訪れる。川の特徴は下記のとおりである。

早川の釣行記

 青のろが出ない時期を狙って梅雨晴れの6月7日8時に現地着。 場所は下流の東海道線鉄橋下の河川敷の比較的広い駐車場。ここから下流は禁漁区そして直ぐに相模湾にそそいでいる。 釣り場も駐車場のすぐ脇ですこぶる便利だ。  ウイークデーのためか釣り人も少ない。水量少なく川幅もないので7m竿で充分、小さいながら魚影も見える。 早速近くで購入したホントに小さなオトリを泳がせるが意外にもなかなか追わない。30分後やっとアタリ、抜いたところ、なんとダボハゼ。右往左往するもダメで鉄橋の上流部に移動。ここは上の堰堤から落ちた瀬がタルむところで少し川幅が広く、底が見えない水深。ここでやっと調子に乗り小さいながらも10匹ゲット暫くして対岸に人が入る。狭い川に難儀するのでここを断念して車で中流部へ。今度の場所は国道1号線を箱根方面に進み、小田原-厚木道路の高架下から左側に降りる。ここも駐車には都合がいい坂を下ると一面雑草が生い茂ってい
るが、掻き分けて川に出ると写真のようにいい釣り場にでる。なぜか一人の釣り人もいない。 昼食の間にも魚のハネが見える。早速8mの竿を出す。先ずは写真中央のカマボコを狙う。見える魚が一発で針掛かり。尻ビレの縁が黄色のきれいな鮎が背掛かりでとんできた。 その後は驚くほど本年度初めての入れ掛かりを味わう。 特に写真中央右のコンクリート堰堤の淵にオトリを入れると百発百中であった。  暫くして根がかりの後、下流部を流す。 ここは一部ガンガンの瀬で掛かった後の取り込みが難しいため竿を9mに換えてタメ易くする。 流石流芯の鮎は大きく22Cm程。これをオトリにして再びの22Cmに引き抜きが難しい。その後再び堰堤下に戻り15時に納竿。 この場所で18匹、午前とあわせて28匹の釣果サイズは殆どが17〜8Cm。20Cm超が5つあった。


1999年の鮎釣り情報
酒匂川の概要

現在私の鮎釣りのホームグランドは酒匂川である。酒匂川は湘南の小田原の東側で相模湾に接し松田付近でJR御殿場線に沿って北上する。松田付近の小田急線と接する部分までが下流域、それ以上が上流域と言える。更に上ると、御殿場線の谷峨付近で二分する。鮎釣りはこの辺までだろうと思われるが、二分した川の東側を河内川呼び上流にダムがある。ここに蓄えられているのが丹沢湖でペヘレイという南米の魚が生息しているらしいが私はまだ釣ったことはない。冬はワカサギが結構釣れている。丹沢湖の上流は中川川・世附川・玄倉川などその源流は西丹沢の主峰檜洞丸(海抜1,600から流れ出ている。 この周囲の環境はなかなかのもので、温泉もあり年間の観光客も多いが、1999年夏の集中豪雨によるキャンパーの大事故は記憶に新しい。

1999年9月の最終
 今日はたぶん今年最後の鮎釣りとなろう。ということで仕事をサボッて朝から川へ。場所は7月に来た大井松田の川音川合流地点の下流、広い川原のすぐ前の浅いトロ場にした。実は前週の帰りの道草時によく釣れているのを目撃したためにここを選んだ。ウイークデーにも関わらずぼちぼちの人出のなか、初老のオッサンのすぐ下で開始。オッサンが超手前の浅場(岸から2mくらいのところ)で掛けたのを見たため私も真似をして8m竿をほぼ垂直に立て、糸を弛ませてヘチから開始。直ぐに下流にフワーと流れて一つ目を背掛け。ヤヤッ何とサビが出ている!その後となりのオッサンと競争のように数を伸ばすも殆どサビモノ。浅いトロ場は既に産卵場所しとて役目の終えた鮎達の集合場所なのか?それにしてもよく掛かる。 ヘチからせいぜい5m位までがポイント。サイズは20cm止まりであるが、昼までに24匹をゲット。午後は何故か根掛かりが多く、追いもやや落ち33匹で納竿。最終日の幸運を来年度に繋げたいと思いつつ帰途に。

1999年9月
 夏におきた酒匂川上流の玄倉川のキャンパーの事故、多数の人命が失われた惨事にこの川での釣りを自粛してきたが、季節は既に9月も下旬となった。 場所は大井松田の上流左岸。小田急線鉄橋から四駆軽トラにて河川敷きの道をしばし走り、これ以上進めないところに無人のオトリ販売所がある。そのすぐ前は流れが集中しているために比較的水量が多く、序々に扇状に広がっていく瀬が絶好の釣り場と見る。 本日は午後からの釣りとなったが予想どおり的中で16cmから20cmを16匹ゲット今年この川で初めての満足であった。

1999年7月
 まだ梅雨は明けきれない日、目的地は中流部。東名高速を大井松田でおり、料金所を過ぎるとすぐに道が3つになる。真中の道を進み御殿場線の線路をくぐり一つ目の信号を右折やがて川音川の橋が出てくる、これを渡らずに左側の川づたいに左折、高校を過ぎると右側の河川敷に下りることができる。オトリ店もトイレもここにある。 広い川原のすぐ前は浅いトロ場、今回の狙いは少し下流にある橋の上下。酒匂川もここまで来れば石も大きく豊富である。釣り人の数も多く釣り場確保もひと仕事。 やっと始めたものの第一投から根掛かりでオトリを失う、しかも完全なシラッ川でアタリは全くない。間もなく降り始めた雨に橋下に避難。今日もダメだ。帰り道ゆっくりと下流に川見をする。最下流の東海道線鉄橋の下流右岸、野球場・サッカー場の脇。雨もやみ濁りもないので中洲に渡り、グロッキー気味のオトリを半分沈んだテトラ際の流れの弱い浅瀬を泳がせる。しばらくして16cmが掛かる慎重に取り込むときれいで元気な若鮎。どうやらテトラの根の残りアカをハンでいるようだ。その後この場所で同一サイズを4匹ゲットのところで再び雨となる。仕方なく帰る準備をすると、薄く濁った流れに小魚のハネが見られたので試しにチンチン毛鉤を流すとこれが何と大ヒット。10cm程度の天然もの小鮎が外道交じりで入れ食いとなる。しかし雨がやまないので止め、リリースした。この場所のすぐ上流は堰堤があり東海道線の鉄橋の下まで禁漁区なので釣り人は留意されたい。
 

1999年6月
 本年の最初は下流部で初釣り。小田原厚木道路の橋(通称赤橋という)のすぐ下流左岸で開始。水量はやや多め水温は低い。水深70cm・流速50cm/秒程度の流れ。時々天然の小鮎(10cm程度)が見えるがアタリなし。2時間で15cmが1匹のみダメダ。午後は右岸に移動、報徳橋の上のタルミ。 ここでも小チビが2匹のみでガッカリ。                
 実は酒匂川での釣りは3年振り、以前に比べてこの下流域の様相が大きく変化している。上流から流れてきた土砂や小石により川が埋めたてられた様相で、この付近にあった頭部大の石や川底のコンクリート沈床が全く姿を消している。この状態では、ある程度に成長した鮎の棲息は望めない。  以前はこの赤橋のすぐ上流左岸のややトロ場は岸からサンダル姿で40匹も掛けたのに今はザラ瀬と化している。また水量が均等化してしまったために流れがどこも均一化しアクセントのない川になってしまった。残念である。 


1999年の鮎釣り遠征情報    
本年度の遠征は単身で長野・新潟・群馬方面へ

8月9日(月)天候:晴れ 釣り場:千曲川(依田川)
 朝5時に平塚を出発高速道路をいっさい使用せずに目的地に行く決意。246号御殿場から北上、富士吉田を経て甲府で20号へ。通過する釜無川は釣り人はいるものの観測20分で竿立たず、釣果はイマイチの様子。20号を西進し諏訪から北へ142号をたどる。丸子町を過ぎやがてJR信越線の大屋駅に到着。時刻は10時半。ここで近くの高野釣具店により、鑑札2,100円とオトリ2匹(1,000円)を調達。近くの千曲川と依田川の合流地点にて開始。90分で1匹のみの貧果、その後千曲川本流でやるも流れが合わずこの場を断念し丸子町の依田川に移動。場所は丸子町町役場の前の交差点を松本方面に渡りスポーツ公園のすく゜下。ここは5年前に大釣りをした経験のある場所だ。当時に比べ川相が一変している。水量も少なく、川幅もせまくなっているが少し深くなっている感じがする。先客が一名いたがその少し下流で開始。直後に掛かったのは19Cmの腹掛かり。その後も順調に掛かり2時間で11匹とマズマズの成果。サイズは全て20cm前後。水質澄み流量は推定2トン/毎秒水温は20度前後か? 今夜はスポーツセンタの芝生にキャンプ、鮎の塩焼きは格別の味、冷えたビールにきれいな星が最高のツマミだ。

8月10日(火)天候:快晴 長野から能生川へ
 朝一番に18号を一路北上、上田から長野は通勤時間帯に入りノロノロ運転が続く。 流石、長野を過ぎると北国街道は順調。スピード取締りに注意しながら進む。地方の道路も近代化が進み高速道路が既に中郷まで完成している。北陸道へのアクセスも時間の問題であろう。 18号はやがて8号にぶつかる。ここを左折、右に日本海を望み暫くすると能生川(のうかわ)に到着。ところがビックリ殆ど水が無い。小川の日向水のように本当にチョロチョロなのだ。 上流5kmまで遡上し確認するもダメ。 せっかく来たけど残念ながらこの場所を断念することとした。明日の魚野川に備えて六日町まで走ることにする。  途中、柏崎の漁港で今晩のおかずをゲットする。サビキ釣りで小鯵とサヨリが面白いように釣れる。30分もやれば食いきれない程の量だ。 ここから252号にて一路十日町へ、この道はあまりup,downが無く、空いていて走り易い十日町からは253号で山越えし、程なく六日町に到着する。 17号を少し越後湯沢方面に戻り、大沢山温泉にて汗を流したあと魚野川の川原でキャンプ。小鯵の刺身とカラアゲに、それと銘米から造られた地酒のヒヤが格別に旨い。   

8月11日(水)天候:晴のち夕立
 朝5時瀬音で起床、車でウロウロするもオトリ屋がまだクローズである。コンビニで買ったパンと牛乳で簡単な朝食を済ませ、本日の釣り場の選定をする。 この魚野川は何回も来ているのが、今回は数年振りであり川相が変化している。やっとあいているオトリ屋を発見し装備を整えるがオトリ屋のオヤシ゛「10匹も釣れれば上々よ」との弁。釣り場はJR塩沢駅から直進17号を超え魚野川へ。ここの橋を渡らずに左側の土手から河川敷に下りられる。流れは広い河川敷の右岸に収斂され、狭いガンガン瀬から序々に広がりおとなしい瀬に続く絶好の場所。水深は50cmから100cmで手前から対岸に深くなっている。対岸は背丈ほどもある雑草と柳の木が生い茂る場所で、流れに洗われてえぐられた柳の根が露出している。
 8時半開始すぐに18cmが来る、その後も順調に数を伸ばし昼までにツヌケ。気がついたことは、ここで掛かる鮎は下流に逃げずに対岸に逃げ込むのが殆どである。また、対岸の柳の根の露出したところにオトリを入れると必ずヒットする。しかし文字どうり一発根掛かりのリスクが大きく複雑な心境。  どうやらここは豊富な覆流水が湧いていて鮎達の絶好の棲息場所らしい。昼飯も早々にして午後の対決に入る。時折地元のひやかしギャラリーが訪れ、しばし釣り談義となるが、時折聞こえる遠雷に不吉な予感。あとで反省、ここで止めておけばよかったのだが、何とか20匹の目標達成に頑張ったのが裏目、突然に夕立の洗礼を浴びる羽目に。 猛烈な雨に川は瞬く間に濁り増水。  早々に逃げる体制に入るも、全身ビショ濡れ、マイッタマイッタ。天気予報は快報を告げず。仕方無く片品の山小屋に戻る。関越道の石打から沼田経由で”ダルセーニョ”までは80分の行程と割合に近い。片品の到着は19時、温泉でやっと人心地。釣果は18匹でも20Cmオーバーが12匹、最大は24Cmに満足。

8月12日(木)天候:雨
 朝起きるとやはり雨だった。今日は夕刻にカミさんが来るので新幹線の上毛高原まで行かねばならない。ついでに利根川で竿を出す予定で昨日の魚野川のオトリを2匹活かして持ってきた。我が山小屋ダルセーニョの水は天然水だからオトリ缶ごと風呂場につけて流水を一晩中流しておいたのだが、何とオトリが殆ど動かない、が、死んではいない。ダメモトの気持ちで出発。 釣り場はJR岩本駅前の17号線から少し東京方面に進み左側にあるセブンイレブンの裏手。 ここは初めての場所だが、かねてからここを通過する際一度竿を出して見たいと思っていた場所である。  川は広い分、流れが緩やかで大石も多い。対岸部分に発電所からの排水口があり、豊富な水流が吐き出され絶好のポイントを築いている。ところが前日からの雨で増水している。  しかもまだ降り続いている小雨に立ち込む勇気も無い。  結局この場所は次回にチャレンジすることとして断念する。 対岸に渡り、利根川本流と片品川合流部の下流にて様子を見る。 持参したヨレヨレ?のオトリ君を見ると何と完全に元気を復活しているではないか。  ダルセーニョの天然水は水温が低すぎたための一時的症状だったようだ。 近くの釣り人に掛かった様子、慎重にたぐり寄せたのは15Cmのチビ。時刻は既に3時、雨もやんだので1時間だけやることにして竿を出す。片品川の水は本流に比べ濁りが殆どない。   芯を避け流れのない石の裏のよどみに泳がすと何と意外にも5匹連続の入れ掛かり。ただし、型は全てチビばかりでもの足りないものであった。  ここ利根川の鮎は全て県産の放流物とのこと。全般に水温が低く鮎の活性は弱い感じがした。


鮎の料理コーナー
釣れ過ぎた鮎の簡単で旨い料理法をご紹介致します。


1.鮎の一夜干し
  鮎を頭ごと鯵のように腹開きにしてハラワタを抜き軽く塩をふり乾燥させる。 半乾きの状態のものが旨いので干しすぎないこと。
  食べる寸前に軽く火に炙って、厚いうちに食す。 塩をかけ過ぎたものは茶漬けでもよい。

※腹掛かりや頭掛かりの鮎でオトリにもならずに死んでしまった鮎は川原で開き、ひと塩の後、川原の石に干しておくとgoodである。ただしこの手法は釣りに夢中になっている間にカラスや野良猫に取られることがあるのでご注意を!ちなみに私は昼飯の弁当まで取られたけ経験がある。

2.鮎の3杯酢
 (1)新鮮な鮎を3枚におろしパック皿に並べる。
 (2)やや強めに塩をふり、水切のためにパック皿を傾斜して1時間冷蔵庫で絞める。
 (3)酢に酒・醤油・砂糖・塩を好みの量だけ加えよく攪拌する。
 (4)絞めた鮎をサッと酢で洗い(3)に漬ける。(30分も漬ければ充分、あまり長時間漬けると鮎の香りが飛んでしまう)
 (5)食べる直前に鮎の薄皮を指先で剥がして食す。(鮎の香りと食感の保持)

3.鮎のせごし(刺身)
 (1)活きた鮎の頭と尾を落とし4cm位のぶつ切りにする(このとき切断面に血が付着しないように注意する。)
 (2)割り箸で内臓を押し出しよく洗い、少し塩を入れた氷水につけたまま食卓に。
 (3)食べる直前に小刀と指先で鮎の皮を剥き山葵醤油で食す。(齧って骨を残すように豪快に)

4.鮎の昆布巻き  (お正月用に中々の味)
 (1)鮎を遠火の強火で充分にカラ焼きする。(鮎は冷凍保存品でもよい)
 (2)1週間程度常温で乾燥させる
 (2)充分乾燥した鮎を鍋に入れほうじ茶をひたひたに加えて弱火で20分程度煮る。(普通のお茶でもよい)
 (3)幅広の日高昆布を水につけて柔らかくなるまで戻す。
 (4)柔らかくなった昆布を広げ(2)の鮎を3回から4回巻いてつま楊枝で仮止めの後、干瓢で数箇所縛り固定する。
 (5)昆布を戻した水に酒・みりん・砂糖・醤油を加え、弱火で2時間程度煮る。(味はあまり濃くせず煮汁は多めにする)
 (6)そのまま12時間程度浸しておき、もう一度煮たててできあがり。


1998年は仕事の都合で「福岡」に在住鮎釣り情報は九州各地をご紹介

平成10年6月6日(土)天候:晴れたり曇ったり風弱し   
釣り場:緑川 「熊本県上益城郡甲佐町」 九州自動車道御船インターから20分程度。 本年度の釣りはじめとして選んだこの川はもちろん始めての川。福岡からは高速で90分程度である。 選んだ理由は始めての川という単純な理由。九州道を御船で降りると国道445号。これを左(東南)へすぐ脇を流れている川は緑川の支流である御船川である 。ここを暫く走り途中で右折し国道443号に入り、甲佐町中心部に入る。甲佐小学校の近くに釣り具店がありオトリと入漁券を購入できる。オトリ300円入漁券650円は九州管内では安い。 再び国道に戻り日和瀬橋を渡らずに左(東)へ進むとやがて堰が右手に現れる。更に進むと道は狭くなるが、右側に瀬が見える。ここにも何人かの鮎師の姿があったが、今回私はさらに5分程進み発電所の脇の吊り橋を渡り左岸のキャンプ場に駐車し、吊り橋の100メートル下流の瀬で開始。  竿9メートル道糸0.6号、水深1メートル流速毎秒50センチ程度底石は小さい模様 オトリ17センチは活発に泳ぐがアタリなし。30分経過後少し下流の荒瀬に移動一発目でアタリ18センチの口掛かり。続いて10分程度で2つ目が来たが、取り込みの際スリップ転倒し、穂先折れしてオトリ毎アウト。なんとドジなことをと反省しきり。もっとも その後1時間後に流した仕掛けが掛かりオトリだけはキープした。  結局10時から3時まで釣り7匹の成果に終わる。地元の人の話では例年になく水量が多く3倍の水量とのことでかなり立込まないと芯に届かないとのこと。また、今年は放流量が少なく釣果いまいちとのことであった。 この川はここより上流にダムはないが、下流にあるいくつかの堰で天然遡上はなく、全て放流ものであった。 

たわごと:私は通常ウェーダーを着用しない。理由はウェーダーを着用しなければ入れない場所での釣りはやらないことにしている。要はものぐさで、道具を持って瀬を渡遡するなど、また腰までの深さに立ち込んでの釣りは危険でもありまっぴら御免である。そんな訳で今回もサンダル履きでやっていたためのスリップは自業自得であり大いに反省している。 

6月7日(日) 天候:晴れ  
釣り場:球磨川支流の川辺川 「熊本県球磨郡相良村上川辺」九州道人吉インターから20分程度。  前日の緑川は連れのT氏の都合で午後3時に上がり、一路人吉まで走る。この場所は過去にも来ており地理、釣り場ポイントも熟知のつもり。人吉インターの料金所を出てすぐの信号を左折する角に釣り具店があり鑑札、オトリが購入できる。但し時間によってはクローズのことがある。また、オトリの鮮度を期待する人は更に直進し、変電所を超えガソリンスタンドの信号十字路を右折し道なりに進み突き当たりT字路を右折し、踏切りをわたってすぐ左側の活鮎専門店をお勧めする。人吉インターから5〜6分程度の距離である。車中仮眠で早朝5時に起床天候は晴れ。 すぐ脇の川で前日仕掛けた網を上げ始めたのでしばし見物。 ところが鮎は殆どかからず、もっぱらイダ(九州ではウグイ=ハヤのことをこう呼ぶ)ばかりで不吉な予感。 これより少し上流に、かなりワイドな堰がある。ここは昨年大釣りをした場所であるが、やはり例年に比べ水量がかなり多い。堰の下が中州になっており堰から流れた水は3本の流れを作っている。下流に向かって左側はややガンガン瀬から徐々に浅くなっている。中央部は浅くゆるやかな流れでやがて右側の流れに合流する。 右側は一番水量が多く、石も豊富。水量が少ない時は堰の中央から簡単に中州に渡れるが、今回は水量が多く渡遡するのがおっくうなので堰の左岸を9メートルで試すこととした。朝7時から小1時間やるも全くアタリなし心憎い程澄んだ水にアユの姿も全く見えず。途中に釣り人が来たが全然ダメとのこと。ここを断念し少し下流の右のガンガン瀬下流の深場(3メートルはあろう)に移動2.5号のオモリで強引に沈めるも1時間アタリなし。今日はやめた。こういう日は釣れた試しがない帰途の途中人吉市内を巡回して情報を取ったが殆ど全滅に近い。梅雨明けまでダメだと思われる。

◎球磨川のこと
 球磨川は人吉市から上流で二分する。南側が球磨川であるがなぜかいつも濁っている。一方北側は川辺川と称しそのまま飲める程澄んだ水である。この川もご多分に洩れずダムの建設がすでに始まっている。釣りをする時は濁った場所では気分が悪いので多少釣果は悪くても私はいつもここに来る。 人吉市内から下流は球磨川下りの舟が有名で夏は観光客が絶えない。途中に「一勝地」なる有名な瀬があり、ここを中心として大鮎釣大会が開催され、3匹で1メートルの大鮎を競う。  この川は8月以後が本格的シーズンでありこれからが本番である。  また、この川は今でも川漁師がおり夜には網をかけて操業をしており私達のような遊び人?と共存するためにも互譲の精神が必要。球磨川では通称ガックリガケ(一般的にはコロガシまたはゴロビキなどという)を禁止しており監視員も監視に忙しく飛び回っている。もっとも地元の衆は早朝とか夕方にけっこうこの漁法で釣果を上げている。禁止の本当の理由は定かではないが、根掛かりで川底に残った釣り針や仕掛けが危険なのと網漁の際に支障が大きいとのこと。マナーは守って楽しく釣りたいものである。  この2日間は本年として始めての釣行であったが釣果はイマイチであった。 

◎30Cmの鮎
 この写真は昨年この場所で釣り上げた大鮎の一匹である。スケールと同じ30Cmちょうど。当日は小さいものは全てリリースしたがそれでも60匹を超える釣果であった。サイズは写真下程度のものが多かったが、それでも20Cm超が殆どで、27Cmオーバーが3匹いた。残念ながら3匹で1メートルには至らなかった。 このサイズの釣り味は掛かった時はガツンと来ない。むしろ根掛かりの感じである。その後大きく引くがグングンというよりも大きなアオリイカが釣れる感じである。







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Akimitsu Goto / 後藤 昭光 akimitsu@gotou.to