2007年の各種釣り情報
◇酒匂川鮎釣り情報
6月1日県下の各河川一斉に解禁を迎えました。前日にかなりまとまった雨が降り解禁日の状況が心配されたが、
幸いにも水位も下がり、濁りも釣りには支障がない程度。小生のホームグランドの酒匂川の状況について解禁日の様子を
上流からレポート致しましたのでお知らせします。
◇東北各地の鮎釣り紀行(8月3日~7日)
なかなか明けない今年の梅雨。それでも1日に関東はやっと梅雨明け宣言が出された模様でした。
東北は一昨年の七月に秋田・山形方面を訪れたがあいにく台風の襲来で予定通りの日程が消化できなかったため、本年
再度の挑戦となった。今回は友人のM氏が同行、同氏は鮎釣りは全く初めての経験とのことで、指導しながら殆ど同氏に
実釣を体験してもらった。よって釣果はあえて記載しないことにしました。以下今回訪れた各河川の状況を報告いたします。
当初の予定では秋田県の阿仁川・桧内川に決めていたが、前日九州を縦断した台風5号が日本海を北上したため急遽岩
手地区に変更致しました。今回の釣行で感じたことは時期が遅かったこと。梅雨明けのタイミングもあるがやはり、7月中の
釣行が望ましいと感じました。
☆8/3 気仙川 (岩手県陸前高田市竹駒地区) 入漁料 1,000円
この地域では既にコロガシが解禁。しかも漁協の組合員だけにしか許されてないというヘンな規則。そのうえ友釣り専用区な
んていう計らいは全くない。通常コロガシは広い川でやるのが常識と思っていたが、テトラなどの大石の脇で竿を上下に動かし
て引っ掛ける釣りには驚いた。 しかもこの釣法でそれなりに実績も挙がっていた。 サイズは殆どが20センチ以上であった
が全般的に痩せた魚が多く、アカ腐れの影響が大の感じであった。
なかなかいい川です。 同行したM氏 夜は釣ったばかりのアユの塩焼き 川原でのキャンプ風景
☆8/4 閉伊川 (岩手県宮古市茂市地区) 入漁料 1,500円
前日同様、岩手県での釣りは初めての経験。なかなかポイントがつかめず右往左往。上流部は谷状で入川が難しい。時折
橋の上から川を見るも鮎の姿は全く見えず不吉な予感。結果下流部の茂市地区の「リバーパークにいさと」の近くの高徳橋
の付近で竿を出しました。時折の小雨と強風で苦戦を強いられました。やや深めの瀬(下の写真)では全く掛からず、白波のた
った浅瀬がよかった。サイズは前日並みでした。
「来ねーなー」 前日の魚を干物にしました。 「リバーパークにいさと」の湯ったり館
☆8/5 小国川 (山形県舟形町地区) 入漁料 1,800円
キャンプは早寝早起きが原則。早朝5時に前日の宮古を出発。舟形町まで270キロ。途中朝飯とコインランドリーで洗濯を済ま
せ小国川へ到着。日曜日と重なってが某釣 具メーカ主催のトーナメントが開催されており、しばし見物。結局釣りを開始した
のが午後2時過ぎ。水量はやや多く、前日のやや多い雨でアカ流れ状態。 白川状態の 本流を避けて対岸のヘチの残りアカ
狙いで夕方5時過ぎまで。釣果はまずまずであったがサイズに不満、オトリにならないのもあり。
トーナメントの風景 圧倒的にヘチ狙い ここのキャンプサイトは最高です。
☆8/6 伊南川 (福島県南会津町南郷地区) 入漁料 2,500円
この川は10年振り。前回は解禁直後に来て大釣りをした経験がある。おまけにホタルの大群落の美しさに感動した思い出もある。
さて今回は?期待を大に入川したが、ひどいアカ腐れ二度場所替えしたものの何処も同様でアユのハミ跡も極端に少ない。
結果今回の釣行で最悪の結果となる。この川は解禁日が遅いことでも有名だが天然 遡上が全くないことと、「土用隠れ」とで
も言おうか?他の釣り人も殆ど釣れていない。釣れないから地元の釣り人も含めて川は閑散、人っ子ひとりいない状態。オトリ
店の写真だけはやたらに派手だったが「小生のウデはこんなものだったのか?.........」
絶好ポイントなのに誰もいない川 夕立止まず「さゆり荘」に泊まりました。
☆8/7 那珂川 (栃木県大田原市黒羽地区) 入漁料 2,000円
前日の夕立を避けキャンプを断念し、温泉旅館に一泊。そこからこの那珂川までは120キロで到着したのは昼少し前。早速に竿
を出すも、間もなく突然 の濁り 状態とな る。上流で雨の気配もない。原因は観光簗の設置工事で大型のブルトーザーが入川し
ていることらしい。とりあえず様子を見ることとして昼食タイムに入る。今日はM氏 が帰宅の為、竿出し時間は正味2時間半だけ。
魚は放流物は殆ど釣られている様子で全部天然の小物でした。
☆酒匂川 9月の台風で橋が崩落
上流部から後方のアーチは小田急線鉄 右岸から 左岸から
Akimitsu Goto / 後藤 昭光 akimitsu@gotou.to